芸能人のプチ整形方法として近年注目を集めているボトックス注射。
安全と言われていますが、本当に副作用などはないのでしょうか?
注射に使われる毒素は安全
ボトックス注射に使われる毒素は無毒化されています。
よってボトックス自体が原因で何か悪影響が起こることはまず考えられません。
しかしごく一部ですが、副作用が報告されています。
一番危険なのはアナフィラキシーショック
アナフィラキシーはいわゆるアレルギーの一種です。
体にじんましんが出たり、まぶたが腫れたり、最悪の場合は死に至ることもあります。
ハチ毒によるものが有名ですが、他にも蛇やハムスター、猫などに噛まれてなってしまうケースも報告されています。
また食物アレルギーとしてソバや甲殻類などを食べる事でなる方もいらっしゃいます。
もともとその人の体質にこれらのものが合わないことが原因です。
ボトックスにも同じことが言えます。
ボトックスが体に合わないとアナフィラキシーショックを起こす危険があります。
また麻酔が原因でショックを起こすこともあります。
他の美容整形と同じく痛みや違和感が出ることも
ボトックスは注射で顔などに打つため、敏感な方は痛みを感じる事があります。
クリニックでは表面麻酔、ガス麻酔などを使用しますが、それでも感じる方は感じます。
また顔に注射した場合など一時的ですが、顔に違和感が生じる事があります。
顔の筋組織をマヒさせるため顔の表情が乏しくなるケースも。
症状が出てしまったら…
ほてりや痛みなどは冷やすのが効果的です。1〜2日ほど冷やして様子をみます。
違和感も数日経つとほとんどの場合感じなくなります。
あまりにも酷い場合やじんましんが出た時などはすぐに医師に相談しましょう。
ボトックス自体はとても安全なものですが、体質に合わない、アレルギーが出たなどの場合は重篤になることも考えられます。
施術を受ける前に、医師によく相談しましょう。