ボトックスは誰でも効果はあるのか？

海外のセレブから始まり、近年では日本の芸能人にも人気のボトックス注射。
危険はないのでしょうか？向く人、向かない人があるのでしょうか。
そもそもボトックスとはどういったものなのでしょうか。

ボトックス注射はボツリヌス菌からできる

ボツリヌス菌。聞いたことありますか。自然界に普通に存在している菌です。
普段は悪さをしませんが、無酸素状態になると毒素を出し、増殖します。
昔はよくソーセージを食べた人が食中毒になったそうです。
とても危険な毒です。そんな毒を体に注射して大丈夫なのでしょうか？

ボトックス注射は安全

ボトックスに使われる菌は完全に無毒化されています。
体、特に皮膚の表面に近い場所に注射してもボツリヌス菌による影響はありません。
美容には使えませんが、ワキガや多汗症などの治療には保険がきくほどです。
厚生労働省のお墨付きと言ったところでしょうか。
⇒他治療とボトックスとの組み合わせ

ボトックスでしわが取れる、そのメカニズムは

ボツリヌス菌から抽出した毒素は神経毒素と呼ばれるものです。
この毒素を皮膚に注射すると神経をマヒさせる作用があります。
表情筋が緊張していると表情じわができます。
ボトックスを使うとこの緊張状態をマヒ、緩和させるため、表情じわが取れると言う訳です。

しわ取りだけではない、ボトックスの凄さ

ボトックス注射と言えばやはりしわ取りをイメージされる方が多いでしょう。
しかし実際はいろいろな方面で活躍が期待されています。
まず、先にもあげましたが、多汗症やワキガの治療にも用いられます。
他にも小顔効果やふくらはぎを細くしたり、皮脂分泌を抑制したりする効果があります。
顔のエラが気になる方にも朗報です。
ボトックスを使うことで筋肉を緩ませ、余分な肉を落とす効果があると言われています。
⇒ボトックスによる部分痩せ、効果のほどは？

ボトックスに向かない人

妊娠中の方、授乳中の方、発育途中の未成年、アレルギー体質のある方、持病がある方などはボトックスを受ける事が難しい事があります。
しかしそれ以外の方は基本的に誰でも受ける事ができ、効果があります。

メスを使った大手術はもう古い？

ボトックスは注射を打つだけなので、痛みやダウンタイムが少なく、メスを使う必要もありません。人によっては麻酔も不要です。
顔にメスを入れるのはちょっと…と言う方でも安心して施術を受ける事ができます。
即効性が高く、効果を実感するのにも時間があまりかかりません。
効果は４〜6ヶ月続きます。定期的に行うことで常にベストな自分でいられます。
⇒ボトックスにも種類があります

ボトックス注射は有資格の医師が行う

ボトックスが他の美容手術と大きく違う点は資格を持った医師が行うと言うことです。
そのためか日本ではまだまだお値段的に高い印象があります。
しかし無資格者のところで行うのは大変危険です。
ボトックスは6ヶ月程度持続するため、失敗した場合6ヶ月は元に戻りません。
必ずきちんとした場所で施術を受けましょう。
⇒施術までの流れについて

要注意！粗悪な製品もある

ボトックスと一口に言ってもいろいろな製品があります。
中には粗悪な偽物もあり、注意が必要です。
特に異常に施術料が安い病院ではそういった粗悪品を使っているケースがあり、後々トラブルの原因となることがあります。
顔は大事な部分ですから多少値段が張ってもきちんとした病院を選びましょう。
病院を選ぶ際は体験談や口コミを参考にすると良いでしょう。
ボトックスは効果が高く、安全性も高いです。
これからどんどん使用範囲が広がっていく分野になるでしょう。
自分の顔に少し不満がある方は一度試してみてはどうでしょうか。
⇒アナフィラキシーショックを知っていますか

ボトックス注射で効果を継続的に実感する為には？

ボトックス治療は、1回の施術で効果を実感していただけるかと思います。
シワやエラまたは顔の印象などを即効性の高いボトックス薬液で施術をすることにより、若々しく理想の状態をメイクしていただくことができるのです。
このボトックス注射ですが、継続的な施術が良いといわれていますがどのような点からそう考えられているのでしょうか。
⇒複数箇所の施術について

継続使用で状態キープ

施術箇所によって異なってくるかと思いますが、それぞれ薬効持続時間というものがあります。
ボトックスは効果を早めに実感していただける治療法ではありますが、永久的なものではないのです。
ですから、持続時間に合わせて継続的に利用していただくことによって、良い状態をキープしていただくことができるでしょう。

予防的効果も

また、ボトックスを継続的に利用していただくことによって、これから生まれてくるであろうシワ予防などという側面でも役立ってくれるのです。
表情筋に直接アプローチをするのがボトックスですから、これらを事前に対策しておくことによってシワが深くならなかったり出来にくかったりということがあるのです。
⇒ボトックスの効果を持続させるには、どうすれば良いのか

頻度は高くない

継続と聞くと、マメにクリニックに通わなくてはならないというイメージもあるかもしれませんが、薬効持続時間は比較的に長いので、頻度としては高いものではないでしょう。
ですから、手間という点でもさほどかからずに進めていただけるかと思います。
⇒アンチエイジングは体だけではなく、心も若々しく

クリニックと相談してみよう

クリニックや医師を選ぶことは大切ではありますが、それと同時にカウンセリングなどをしっかりと行うことも重要となってきます。
プランを立てて納得した上で進めていきましょう。
ボトックス注射をして悩みを改善したいという方もいらっしゃるでしょう。
エラや眉間などの深いシワにもしっかりとアプローチしてくれますので、コンプレックスを解消する強い味方ともなってくれることでしょう。
今回は、実際に施術をするに際して疑問に思うことなどについていくつか見ていきたいと思います。
⇒初心者にも優しいシステム

入浴について

施術当日に入浴が出来ないと困るという方もいらっしゃるでしょう。
ボトックス注射の場合は、当日から洗髪・洗顔・入浴はしていただけるようになっています。
ですから、週末などに施術を行い翌日からお仕事へなどということも可能となっているのです。

メイクについて

女性の方の多くは、メイクが出来ないのは困るという場合もあることでしょう。
ボトックス注射は、切開術などとは違いますので、当日からメイクをしていただいても構いません。
万が一、注射箇所が内出血をおこしているという場合においてもその部分をコンシーラーやファンデーションで隠していただくことも可能となっているのです。
⇒予防としてのボトックス注射

マッサージについて

お顔をマッサージするのが日課という場合にはこうした点も気になることでしょう。
原則としてしていただいて構いませんが、念のために注射箇所は避けていただくのが望ましいでしょう。
強い刺激をすることで内出血の程度や腫れている場合は特に強めてしまう可能性がありますのでご注意ださい。
それらが引いてからはしていただいても全く問題はありません。

疑問を解消して安心環境を

ボトックス注射は手軽ではありますが、やはり施術を受ける際には納得・安心した上で受けていただくことが必須となります。
こうした疑問点などを解消した上で施術を行うようにしましょう。
また、分からないことに関してはカウンセリングで医師に相談をしましょう。

■多汗症ボトックス注射
■http://www.hiroo-prime.com/menu/menu/botox.php